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2017.03.17

体験居住プログラム「WORK+STAY」を振り返って(その1)

「試しに、神戸で暮らしながら、仕事してみませんか?」というキャッチコピーと共に実施したプログラム「WORK+STAY」。

(参考)募集時の記事はこちらです ※募集は終了しています。

2組の方々にモニター参加してもらい、1週間神戸に滞在してもらいましたが、今回は、後日、参加者に伺った感想をご紹介します。

まず、1組目の参加者・東京在住の建築CGデザイナー 伊藤 宏さんの感想です。

伊藤さんの神戸滞在中のレポートはこちら

―WORK+STAYに参加して良かった点や改善したら良いと思う点を教えてください。

良かった点:
観光やショッピングなどでは見えてこない、神戸に住む人の生活環境や考え方を直に感じることができたこと。シェアオフィスで働く人たちの様子を見て実際に使用させていただけたことで、神戸で働く人たちの雰囲気を肌で感じることができました。

改善したら良いと思う点:
今回は、自営業の方々の仕事を知る機会に恵まれましたが、神戸市内の企業に勤める方たちの声にも触れられたら、より広く参考にできて良いのではと感じました。

―体験する前と後で、神戸の印象はどう変わりましたか?

神戸に住む外国人の方がとても印象に残りました。
観光だけでなく、神戸に移り住んでいる外国人がとても多いということに。
さまざまな事情はあるかと思いますが、私も海外に住んだ経験があり、他国で住むということは思っている以上にハードルが高いものだとわかります。
それでも住みたいと思わせる魅力ある都市なのだと肌で感じることができ、とても興味深かったです。

―取材で終日同行させていただいた日以外で、特に印象に残った現地体験は?

神戸市垂水区の「塩屋」駅から降りてすぐの洋館・旧グッゲンハイム邸で観たライブが良かったです。この環境の良さに気づいた人が建物を生かして支えているという背景も面白いし、それに触発されてユニークな人のつながりが生まれていて、新しい文化が生み出されている、そのパワーが直接伝わってきて感動しました。
また、塩屋の路地や景色も、他にない独特なもので、新鮮でもあり、興味を持ちました。

―WORK+STAYの体験から時間が経って今、東京から神戸への移住/事業所の移転の可能性について、どうお考えですか?

神戸への移住は常に本気で考えています。物件もネットでは見ていますし、住むとしたら、三宮や元町などの都市部、もしくは垂水や須磨など海の近くなどを検討しています。
灘区の鶴甲団地のリノベーションした物件なども興味があります。移り住む際には賃貸にするか購入するかも検討項目になります。

しかし、現在東京で所属している事務所には愛着もやりがいも感じており、将来的に、神戸支店を開設する際の責任者となれるだけの存在となることが大事と思っています。また今後、子育てや親の介護などといった外的要因が出てきたタイミングで具体化するのではと思っています。

―WORK+STAY参加後の今、相対的に東京と神戸それぞれの長所短所をどう感じていますか?

東京はやはり働く場所という感覚が強いです。集中してがむしゃらに働くということに関しては良い場所だと思います。ただ、常にオンの状態で、心のゆとりがない自分に気づくことも。

その点、神戸は自分にとって居心地がよく、少しゆとりが持てる場所でした。
一方で、ある程度自覚的に行動していかないと、自分の成長率が鈍化してしまわないかという心配もあります。これは、自分次第の部分もあるのでしょうが、やはり住む環境によって、生活スタイルや働き方などは大いに影響を受けると思いますので、今後よく考えて動きたいと思います。

―神戸にもし住むとしたら、どういう物件環境を望まれますか?

やはり、山があり、海が見えて、都市部へのアクセスも良い、それでいてなお東京よりも2~3割安い価格で物件が購入できる可能性がある貴重な都市だと思いますので、その辺りを根気よく探したいと思います。

―今後、神戸への移住や事務所の移転を考える方にとって、こういうプログラムや制度があったら良いというご意見ご要望はありますか。

起業を目指す若者への最低限所得保障や、出産に関する先進的な補助などの取り組みがあったら嬉しいですね。
若者に対しては、移り住めばメリットが直接受けられるような仕組みが効果的ではないでしょうか。30〜50代は面白い取り組みをしている都市と全国的に認識されるようになるための広報が充実していれば、移住も増えるのではと思います。
今回はいろいろと体験させていただき、ありがとうございました。

(体験者感想・その2はこちらからお読みになれます)